人間そのものが嫌い、存在そのものに嫌悪を感じる。
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人間そのものが嫌い、存在そのものに嫌悪を感じる、という立場は哲学・実存主義の文脈ではいくつか近い概念があります。ただし**「エッセンシャリズム(本質主義)」の正式用語として1つに決まっている言葉はありません。**代わりに、以下の思想がかなり近いです。
1. ミザントロピー(Misanthropy)
最も近い言葉。
人類嫌悪
人間不信
人間という種そのものへの嫌悪
特徴
個人ではなく人間全体が嫌い
社会だけでなく存在そのものに嫌悪
哲学的・文学的に多い
例
ショーペンハウアー
シオラン
ニーチェの一部思想
👉実存哲学で「人間自体が嫌い」に一番近いのはこれ
2. 実存的嫌悪(Existential disgust / nausea)
サルトル系。
特に
「吐き気(Nausea)」
→ 嘔吐→ ジャン=ポール・サルトル
意味
存在そのものが気持ち悪い
人間も含めて存在が不快
本質が空虚に見える
これはかなり深い段階で
人間が嫌いというより存在そのものが気持ち悪い
状態。
3. 反ヒューマニズム(Anti-humanism)
哲学的にかなり近い。
人間中心主義を否定
人間は特別ではない
人間の価値を疑う
例
フーコー
レヴィ=ストロース
ここでは
人間を美化する思想が嫌い
という形になる。
4. エッセンシャリズムとの関係
エッセンシャリズムは
人間には本質がある
という立場。
だから逆に
人間嫌いになるパターンは
人間の本質が嫌い
人間の本性が醜いと感じる
この場合は
人間本性悲観論(anthropological pessimism)
に近い。
例
ホッブズ
ショーペンハウアー
フロイト後期
まとめ
人間自体が大嫌い → 一番近い順
ミザントロピー(人類嫌悪)
実存的嫌悪 / 吐き気
反ヒューマニズム
人間本性悲観論
深いタイプの場合は
ミザントロピー + 実存的嫌悪
になることが多い。



