人間には、人の良いところを褒めるタイプと、いいところはみないで悪いところばかり攻撃する2タイプある。わかり易く心理学的に説明を。
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人間には、人の良いところを褒めるタイプと、いいところはみないで悪いところばかり攻撃する2タイプある。わかり易く心理学的に説明を。
人間が①良いところを見て褒めるタイプ②悪いところばかり見て攻撃するタイプに分かれるのは、単なる性格ではなく、かなり深い心理構造の違いです。心理学的には主に次の5つの軸で説明できます。
① 安全型 vs 不安型(愛着理論)
●褒めるタイプ
→ 基本的に世界を安全だと感じている
幼少期に安定した愛着
自分の価値を疑っていない
他人を脅威と感じにくい
心理状態
他人が良くても自分は減らない
だから→良いところを自然に認められる
●攻撃タイプ
→ 世界を競争・脅威として見ている
愛着不安
承認不足
比較で育った
心理状態
他人が良い = 自分が負ける
だから→相手を下げて安心する
これは防衛反応です。
② 自己肯定感の構造
重要なのは自己肯定感が低い人ほど攻撃するとは限らないという点。
実際は
タイプ | 特徴 |
高い自己肯定感 | 褒める |
低いが安定 | 静か |
低くて不安定 | 攻撃する |
攻撃型は
fragile self-esteem(脆い自己肯定感)
と呼ばれます。
③ 投影(projection)
攻撃タイプは自分の嫌な部分を相手に見る。
例
自分が嫉妬してる → 相手が嫌な奴に見える
自分が劣等感 → 相手が偉そうに見える
自分が不安 → 相手が危険に見える
つまり
相手を見ているのではなく自分の影を見ている
ユング心理学ではこれを
シャドウ投影
と言います。
④ 認知バイアス(脳の癖)
人間の脳には
●ネガティビティバイアス
悪い情報の方が強く残る
これは進化的には正しい
危険を見つけた方が生き残る
褒めるより警戒した方が安全
だから
攻撃タイプ = 原始的防衛優位褒めるタイプ = 高次認知優位
とも言えます。
⑤ 発達段階の違い(かなり本質)
これは一番深い説明。
人は発達段階で
段階1:生存
敵か味方か
段階2:競争
勝ち負け
段階3:評価
優劣
段階4:共感
相手も価値がある
段階5:統合
全部価値がある
この中で
段階 | 特徴 |
低段階 | 攻撃多い |
中段階 | 比較多い |
高段階 | 褒める多い |
さらに上 | 善悪両方見る |
つまり
褒める人は人格が高いというより心が安全な段階にいる
という方が正確です。
⑥かなり本質的なまとめ
褒める人
世界は安全自分は足りている他人も価値がある
攻撃する人
世界は危険自分は足りない他人は脅威
つまり
褒める人は余裕から見ている攻撃する人は恐怖から見ている
これが心理学的な核心です。



