第2話「青い列車と橙色の横浜駅と瑠璃色の恋」・・竹内まりや「駅」
- 3月27日
- 読了時間: 2分
琴美と太陽は、偶然にも、2年ぶりの旅行で、同じ、色とりどりの勘弁が舞う
横浜駅で、再会した。
それは、琴美が、2000人以上の中から、彼を、見つけていた。なぜ、わかったのか、
琴美自身も不思議だった。白い肌色の彼は、少しだけ目立った。
琴美(覚えている。彼の真っ黒なくせ毛も、剃り残したひげも・・)
(記憶が蘇ってしまうわ。止められない。)
(懐かしい・・・。でも・・あの別れは・・何と表現していいのかしら。)
(せめて、さり気なく、元気で暮らしていることを告げたいけど・・。)
(なぜかしら、彼の漆黒の眼差しが、少し、輝きがないような・・・。)
(私も、茶色がかったロングから、ショートに変えたらか、わかるかしら?。)
琴美は、思わず、一歩出た。自分の意志ではなく。何かに突き動かされるように。
琴美の鼓動は更に高鳴った。血は赤く高鳴った。
琴美(あの銀色のレインコート。)
(白と灰の混ざる激しい土砂降りの雨の中、私を駅まで迎えに来てくれた・・)
(あのレインコートだわ。)
太陽は、お弁当を2つ買った。
一番高く色とりどりなものと、白と茶色の一番安いものを。
一番安いものを自分が食べ、一番高いものは、琴美に、渡そうと思っていた。
太陽は、琴美の友人から、琴美の住んでいる場所を知っていた。
そこは、2人が一緒に住んでいたところと、あまり離れていなかった。
瑠璃色の海が見える、同じ鎌倉だった。
つづく・・・・
2023-09-23 10:23:48



