第1話「青い列車と橙色の横浜駅と瑠璃色の恋」・・竹内まりや「駅」
- 3月27日
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琴美は、2年ぶりに、出かけた。彼への思いを断ち切るために。
あれは、2年前、琴美と、太陽は、別れていた。その2年は灰色のような世界だった。
その理由は、太陽は、結婚しない主義であった。
琴美は、彼の子供が欲しかった。彼を愛しているから。
それが叶わぬ夢とわかり、琴子から、何も言わずに去っていったのであった。
2人は、瑠璃色の海が見える鎌倉で住んでいた。
琴美がいなくなった日、太陽は、泣き崩れていた。何日も何日も。
涙は清流のように薄くい青色だった。立ち直るのに3年かかった。
橙色の夕陽が暗くなりつつある横浜駅改札。
横浜駅は透明な雨がパラパラ落ちていた。
ある女性が、灰色の柱の陰から、昔、愛した彼を偶然見つける。
彼の顔色は昔懐かしい、白い肌だった。
(あれ?。あの銀色のレインコート。どこかで・・・。太陽なの!!。)
(どうしてこんなところに・・。)
琴美は、胸が震えつつも、そっと、柱の陰から、彼を見つめた。
(何か買ってる。お弁当?)
(2つ買ってるわ!。まさか、彼女!)
(これから、彼女の元へ帰るんだわ・・・。)
(足取りが早いわ!。追いつかなきゃ!。)
つづく・・・・・。
2023-09-23 10:18:28



